ハンマー12組立の続きです

前回はシャーシとリンク周りの組立まで進みました
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今回はモーターマウント周りの組立をしていきます

まずはフリクション周りです

アッパーブレースは破損が無かったのでそのまま使用しますが

テフロンシートがくたくたになっていたので交換
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テフロンシートも消耗品なので表面に細かい傷がついてきたら交換してます
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フリクションパッドは摩耗とグリスが染み込んでいたので交換します

たまにフリクションパッドとテフロンシートがくたくたになったまま走っている

人を見かけますが走行性能に影響があるので定期的なメンテナンスがお勧めです

アッパーブレースの相方のフリクションパッドも組付け前のひと手間かけます
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平らな板の上で600~800番のペーパーを使用して面だしします

平らに見えて成形品は意外と歪んでいます

左が研磨後で右が研磨前なんですが写真じゃわかりませんね(;一_一)
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パーツの下準備ができたので組立ていきます

フリクションパッドのところのOリングも消耗品なので交換

スプリングはスペアが入手できないので代用品を検索中です

アッパーブレースの取り付けも鉄ビスを選択しました

アッパーブレースが強度的にちょっと捻じれやすそうだったので鉄ビスでがっちり固定しました
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もちろんボールエンドも新品に交換

モーターマウントの固定も鉄ビスにしました
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モーターマウントは左右のモーターマウントが平行になっているかを気をつけて

アッパーブレースのネジを締めるときはセッティングボードの上で平らに押さえながら締めています

クラッシュしたり、1日走行した後は取り付けが微妙にズレて歪んでいることがあるので

新品を組む時と同じように緩めて締めて組み直します

モーターマウントの他の部分も同じなのでネジを緩めて締めては頻繁にしていますね


意外とねじって大事にされていない方も見かけるのですが

パーツを固定しているのはネジなのでその精度も強度も大事だと思います

曲がったネジで組み直しても車は走るようになりませんし

頭が削れたネジを使っていると頭が舐めやすくなりやすくなるので良いことはないですよね

だから、クラッシュしたらパーツの曲がりをチェックして

ネジは曲がっていなそうに見えても交換してます

ネジの曲がりって意外と見た目じゃわからないんですよね

メンテナンス時にも古くなったネジは大丈夫そうでも交換します

使用しているネジはインチねじだと選択肢があまりないのですが

ミリネジだとカワダ・モロテックのネジを愛用しています

六角部分の形状・精度がしっかりしていてネジ部も精度が良いので

パーツもまっすぐ立つし、ネジも舐めにくく締めていて気持ちが良いのがお気に入りです

話が組み立てから少しそれました

次回はフロント周りを組んでいきます

( ´Д`)ノ~バイバイ